メッキ加工、めっき加工のことならナウケミカルにお任せください。

めっきとは、金属などの材料の表面に、金属の薄膜を被覆した表面処理、あるいはその方法を意味します。古くは、奈良の大仏を金色にする表面処理が、日本で初めてのめっきといわれております。

めっきは別の言葉では鍍金とも呼びます。金属などの表面に別の金属の皮膜を作る技術で、加工対象物を美しく装飾するだけでなく、錆びづらくしたり、耐食性や電気特性を向上させたりする用途などで利用されます。

めっきには色々な方法がありますが、現在最も一般的な方法は電解めっきという方法で、電気めっきとも呼ばれます。電解めっきは電流を利用して金属イオンを加工対象物の表面に析出させる方法です。
金属がイオン化して溶けた溶液の中に陽極(+)、陰極(-)の電極を浸して電気を流します。これにより、溶液中の金属イオンは陰極に移動します。これを還元反応といい、陰極に導電性のある加工対象物を設置しておくことにより、めっきが施されます。

Q

どんなものにめっきできるの?

A

当社なら下記のものにめっきできます。
・粉体(細かいもの、0.03μm以下のものもあり。)
・プラスチック
・金属(どんな種類でも大抵はできます。珍しいものでは、チタン、アルミ、タングステン、モリブデン等)
・ガラス
・箔(薄いペラペラの金属)
・セラミック

製品としては、時計、ゴルフマーカー、バイク、自転車、指輪、ネックレス、携帯電話等があります。その他、こんなものにもめっきできるのかな?というものも一度ご相談ください。

Q

めっきの必要性とは?

A

・めっきすることで錆びづらくできます。
・電気を流れ易くする為、金めっきや銅めっきをします。
・他のモジュールと接合する為、ハンダめっきを行います。ハンダとは熱をかける事により溶け、冷やすと固まるものです。
・金色、銀色、銅色等金属光沢をつけて、装飾性を高めることができます。

Q

金・すず合金めっきって何?

A

はんだのことです。はんだは溶ける温度(融点)の違いにより、様々な種類が存在します。電子部品は、融点が違うはんだを使用して組み立てていきます。

金・すず合金の融点は287℃です。融点がこの付近のはんだは金・すず合金以外にありません。従って、金・すず合金の価値が出てきます。また、めっきで金・すず合金を加工する事は技術的に難しく、「ナウケミカルの金・すず合金めっき」は、業界関係者からも注目されています。

ナウケミカルの金・すず合金めっきを採用する事により、他社の真似できない製品を作り上げる事が可能です。勿論、特許取得済みです。

Q

ニッケル・タングステン合金めっきとは?

A

クロムめっきの代替皮膜として耐薬品性・耐食性に優れています。また、環境に対しても優しいめっきです。
タングステン金属は、単一金属ではめっきできませんが、独自の技術により合金化することでめっき可能となります。

当社のニッケル・タングステン合金めっきは、一般に加工されているものよりタングステン含有量が桁違いに多いため、もともと開発の目的としていた金型のコート材をはじめ、電磁波遮蔽材など、様々な分野でご利用いただけるのではないかと考えています。

Q

粉体のめっきとは?

A

素材とめっき金属の組み合わせにより用途に応じた特性のめっき粉体のことです。
ミクロンオーダーの金属紛、樹脂粉、硝子粉等々に一個一個にめっきを完全被覆する事です。

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