高輝性顔料ナウカラーは、パール顔料にめっきを施したものです。
めっきを施すと、見る角度で色の見え方が変わったり、機能性(殺菌・抗菌・耐食性)をもった製品にすることができます。
原料としてもちいるパール顔料はマイカ(※1)に二酸化チタン(※2)を被覆したもので、光の屈折率が高い二酸化チタンと光の屈折率が低いマイカの境界で光が反射するとパール光沢が得られるのが特長です。
またマイカに被覆された二酸化チタンの厚みを変えることで、青・緑・赤などの色が得られます。
このパール顔料の表面に、水玉模様の様に部分的に(アイランド状に)めっきを施します。
アイランド状にめっきをすることで、パール顔料単体よりも色調が強くなり、機能性(殺菌・抗菌・耐食性)を持つことがわかっています。
(※1)マイカとは日本名で雲母のことで、ナイフ等で薄く剥すことができる鉱物として知られています。
(※2)二酸化チタンは白色塗料として使われます。